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ズレに対する抵抗性。マウスピース型矯正歯科装置（インビザライン）の場合、同じ歯列内にて特定の歯を固定させながら他の歯を移動させることが可能。

永久歯の上顎第一大臼歯および咬合犬歯の下顎永久歯に対する相互関係に基づく分類。

回転を中心とした歯の近心・遠心移動。

異常な不動性状態、結合、癒合。関節（例：TMJ）の2つの骨のあいだ、あるいは歯と歯槽骨のあいだで生じる。歯の不動結合は萌出および矯正移動を妨げる。

前後関係のディスクレパンシー。矢状ディスクレパンシーとも呼ばれる。顎の前方-後方位置および／または側面像を作る歯の評価。

実際の歯列弓の長さと歯列を調整するのに必要な長さの差。

マウスピース型矯正歯科装置（インビザライン）で歯を移動させる際、テンプレートを使って歯の唇舌側面に付けるコンポジット。

両側を意味する。

生物学的システムに関連した力、抵抗などの物理的原理の応用。

モデルをバーチャルに作製した段階。コンピュータ上のクリンチェックファイルの画像を確認しながら、正常な咬合を得るため石膏模型を通じたさまざまな計測を行う。

歯冠が歯根と同時期に同じ方向に同じ距離移動することをいう。

上下歯列弓のあいだにおける歯のサイズのディスクレパンシー（近心－遠心歯冠幅）を評価する方法。

最後のアライナー製品を付けた後、治療開始の段階で設けていた治療目標にさらに近づけるため、追加のアライナーが必要となることを指す際にアライン社が用いる用語。ケースリファインメントフォームが必要となる。

歯が回転する中心となるポイント。

アライン社が採用している定義――両下顎関節頭が関節窩内で最後方位にあり、下顎関節円板上にある位置での歯の位置。

アライン社が採用している定義――歯が最大面積となる咬合位で接触し、咬頭と窩が嵌合（CO）した咬合状態を指す。歯の最大の嵌合状態。

側面頭部X線規格写真上で一定の基準点を設定し、それに基づいて計測を行い、頭蓋、顔面形態を把握する方法。軟組織を含む顔面成長・発育の評価に用いる。

下顎第1大臼歯の頬舌側溝にある上顎第1大臼歯の近心面頬面咬頭。

下顎第1大臼歯の頬舌側溝近心にある上顎第1大臼歯の近心面頬面咬頭。

上顎前歯突出が大きなClass Ⅱ。

舌側傾斜のある上顎中切歯のあるClassⅡ。

下顎第1大臼歯の頬舌側溝遠心にある上顎第1大臼歯の近心面頬面咬頭。上顎大臼歯は下顎大臼歯と第1小臼歯の接触部位遠心にある。

患者の歯並びを初診時から最終的な矯正位置まで描出するコンピュータ画像はインターネットを介して伝送され、アライン社が開発したクリンチェックソフトウェアで簡単に再生できる。このプログラムによって歯の移動および最終的な歯並びを3次元的に目で確認できる。選択した治療アプローチに応じて、クリンチェックは歯の移動段階および最終的な歯並びに至るまでの治療計画に調整を加えることができる。

一物体に働く大きさが等しく向きが反対の一対の力。偶力が対象物にかかる場所に関係なく、偶力は抵抗の中心周囲に純回転運動をもたらす。

CR咬合位置とCO咬合位置が合致しない状態。

下顎が中心位にあるときに生じる早期接触の結果、中心咬合に対して前方、後方、および／または側方に見られる下顎の歪み。

上下の歯列弓で1対以上の歯が頬舌側、唇下側に交叉している異常咬合状態。前方、頬側、舌側、口蓋、後方型がある。

拮抗作用によって理想とする位置から1本の歯あるいは複数の歯がズレることによって生じる交叉咬合。

拮抗作用によって理想とする位置から下顎の1本の歯あるいは複数の歯が舌側にズレることによって主に生じる交叉咬合。

頬側から見た下顎の咬合平面の彎曲。平面であるかわずかにくぼんでいるのが望ましい。

正常よりも深い咬合状態。

歯の遠位方向への移動。

上下前方あるいは後方の歯部がその切端もしくは頬側切端で接している咬合状態。Class Ⅲ咬合関係がある場合が多い。

歯列弓の拡大。

咬合平面の方向において歯の長軸方向に平行した歯の移動。

歯の長軸に沿った真の垂直移動。

歯冠傾斜（トルク）による垂直矯正の体裁を指す用語。

ケースリファインメント参照。

1つの物体から別の物体におよぼす作用。押す、あるいは引く作用。大きさと向きの両方を有する。

頭部X線規格写真の通称。歯科矯正では通常、側方、前頭写真を撮る。

回転中心周辺の歯の頬側舌側移動。

咬合干渉：上下顎の過剰な「事実上」の接触。臨床上、早期接触あるいは過剰接触と呼ばれることが多い。咬合均等化が必要な場合がある。

隣接する歯と歯のあいだの過剰な「事実上」の隣接面接触。臨床上、歯の移動不全、あるいは移動欠如の原因となることがある。補助的な隣接面再調整が必要な場合がある。

根尖方向における歯の長軸方向に平行した歯の移動。

エナメル質の歯間腔の低減。再調整、スレンダリング、ストリッピング、エアロータストリッピング（ARS）、リカウントゥアリングとも呼ばれる。歯と歯の側方関係。

限定した治療目的にて行う歯科矯正。歯列全体を扱わない。患者の主訴や目的に合わせて行う。

正常および望ましい咬合から外れた咬合の異常。

臨床上の成果が確認した治療経過から外れて患者の歯がアライナーとぴったりと適応できない状態になったときの修正。患者が大幅な歯の処置を受けてアライナーに適応しなくなった場合も治療途中の修正が必要となる。新たなPVS印象と治療に関する指示の提出を求める。これまで得た歯の移動を固定させるため、患者に対しては新しいアライナー製品が届くまで手元にあるなかで最も適合するアライナーを付けておくように指示する。

抵抗中心を通過しない力は線状移動ではなくある種の回転移動をもたらす。この回転移動を力のモーメントをいう。

遺伝的、発育的、後天的な咬合異常のタイプ。

上下顎の前歯部に垂直被蓋がない咬合。

上下顎の臼歯部に垂直接触がない咬合。

垂直被蓋。咬頭嵌合位における上顎歯の切縁の下顎歯に対する垂直距離。

予測されるあと戻り分だけ理想とする最終位置よりも過度の矯正を行うことをいう。

咬頭嵌合位における上顎歯の切縁の下顎歯に対する水平距離。

パルマーナンバリングシステムは、米国矯正医が採用している標準ナンバリングシステムである。口を4つの領域に分けている。No.1からNo.8までが各領域の歯を示し、中央部位を遠位に移動させて第3大臼歯を「No.8」とする。カルテに記載する際、数字はL型シンボルのなかに記入してどの領域に属している歯であるか分かるようにしている。乳歯（20）も同じフォーマットを採用しているが、領域ごとに「A」から「E」の文字を付けて表記する。

歯冠の前方傾斜。

歯の前方（近心）移動。通常、歯体移動を指す。

前方に突出した状態。

ポリビニルシロキサン歯型用素材

治療後におのおのの歯および歯列の状態が治療前の咬合異常に戻ること。

IPR参照。

矯正治療によって移動した歯をその状態に保持すること。

後方（舌側）あるいは遠位への移動。通常、歯体移動を示す。

歯冠の舌側傾斜あるいは後方傾斜。

歯の縦軸回転。

「屈曲角形成」参照。

症例の「バーチャル」人工歯排列を行うためにアライン社が用いるソフトウェアを指す。

顎関節。

「ボルトン分析」参照。

通常、歯冠の移動ではなく歯根の移動を指す。

「歯体移動」参照。

「交叉咬合」参照。

永久歯を上顎右第3大臼歯から始めて上顎左第3大臼歯、次に下顎に下りて左第3大臼歯から右第3大臼歯まで32の連番で表示する。20本の乳歯では大文字のAからTを用いて永久歯と同じように上顎右第2大臼歯から始めて下顎右第2大臼歯まで表示する。

「バーチャル・インビザライン診療」の略。医師がマウスピース型矯正歯科装置（インビザライン）をオンラインで管理できるプログラムの名称。VIPでは次のことができる――販売されている製品の発注、他のインビザライン認定医とチャットができる認定医メッセージボードの利用、オンライン治療計画フォームを利用した新規患者治療、マウスピース型矯正歯科装置（インビザライン）「ハウツー」ガイドの閲覧など